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大和ハウスグループ、米国南部エリアで戸建住宅事業を強化

大和ハウスグループのCastleRock Communities LLC(キャッスルロック社)は、2024年1月5日、米国で戸建住宅事業を行うThe Jones Company of Tennessee, LLC(ジョーンズ社)の事業を譲受する契約を締結した。

大和ハウスグループは、グローバルで事業を加速させるため、25の国と地域・51都市で地域密着型の事業を展開している。米国の戸建住宅事業においては、2017年に東海岸で戸建住宅事業を展開するスタンレー・マーチン社の子会社化を皮切りに、2020年2月には西海岸で同事業を展開するトゥルーマーク社、2021年9月には米国南部のキャッスルロック社も子会社化し、米国のスマイルゾーンを軸に事業エリアを拡大した。

また、2022年には米国戸建住宅会社3社で、6010戸の戸建住宅を供給するなど、2026年には供給戸数1万戸まで引き上げることを計画している。今回のキャッスルロック社におけるジョーンズ社の戸建住宅事業譲受により、米国南部での戸建住宅供給のさらなる拡大を図る。

キャッスルロック社はテキサス州ヒューストンに本社を置く、戸建住宅の開発・販売などを手掛ける企業で、2004年の創業以来テキサス州において戸建住宅事業を拡大してきた。2021年に大和ハウスグループに入って以来、同グループの資本力を活かし、他州への進出を含めた事業拡大を行い、2023年7月にはアリゾナ州フェニックスにおいて新たに拠点を設立。すでに4カ所で戸建分譲住宅地を確保している。

キャッスルロック社の売上高485百万米ドル(2022年12月期)、戸建住宅引渡戸数1136戸(2022年12月期)、従業員数202名(2023年9月30日時点)。事業譲渡会社であるジョーンズ社は、売上高170百万米ドル(2022年12月期)、戸建住宅引渡戸数250戸(2022年12月期)、従業員数73名(2023年9月30日時点)。

情報参照元/大和ハウス工業(株)

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