ニュース

全国新築マンション価格の年収倍率、6年連続で拡大し9.66倍に

(株)東京カンテイが発表した新築マンション価格の年収倍率によると、2022年は前年比0.73上昇し全国平均で9.66倍になり、6年連続で拡大しました。

年収倍率は分譲された新築マンション価格(70平米換算)を平均年収で割り、新築価格が年収の何倍に相当するかを算出した値です。2022年の全国の平均年収は436万円、全国の新築マンション平均価格は4212万円でした。

年収倍率が最も高かったのは東京都で14.81倍。次の京都府13.66倍を含め、大阪府(12.45倍)、神奈川県(12.42倍)、埼玉県(12.38倍)の5都府県で12倍以上を記録しました。

三大都市圏別にみると、首都圏では新築価格が上昇したことに加え、平均年収が下がったために、年収倍率は1.18拡大して12.47倍になりました。近畿圏も首都圏と同じ要因で年収倍率は1.07拡大し10.93倍に。中部圏も年収倍率は0.43拡大し9.31倍となり、全国的に新築マンションが購入しづらくなってきている様子がうかがえます。

情報参照元/(株)東京カンテイ

コメント