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2月度中古マンション価格、全国的に下落傾向弱まるも地方で伸び悩み

(株)東京カンテイは3月28日、2024年2月度「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は25から22地域に減少し、下落傾向が弱まった。

首都圏平均は前月比0.7%上昇しており、東京都は0.1%上昇、神奈川県1.1%上昇、埼玉県0.7%下落、千葉県0.4%下落。近畿圏平均は0.9%の上昇で、大阪府0.9%上昇、兵庫県1.5%上昇、京都府0.9%上昇と中心府県はすべて上昇を示した。

地方大都市圏では伸びを欠く動きが見られ、北海道は前月比1.2%下落、札幌市も1.0%下落した。宮城県は0.3%、仙台市は0.1%下落。

能登半島地震の影響が心配される石川県は2.1%下落、事例が集中する金沢市で3.1%下落している。九州エリアにおいても福岡県平均は0.7%下落、福岡市は0.9%下落している。

【「中古マンション価格天気図」とは】
全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。(30平米未満の住戸、事務所・店舗は除外、リゾートマンションを除く)。

情報参照元/(株)東京カンテイ

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