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首都圏の新築マンション発売戸数が半減、初月契約率は2カ月ぶりの70%割れ

(株)不動産経済研究所の調査によると2024年8月の首都圏新築分譲マンション発売戸数は前年同月比で50.4%減少し、728戸となった。前月と比べても51.3%の減少が見られ、首都圏全体で市場の停滞が見られる。

特に東京都23区では発売戸数が前年同月比59.8%減少しており、大幅な落ち込みが続いている。初月契約率は63.5%と、前年同月から5.1ポイントダウンし、2ヶ月ぶりに70%を割り込んだ。

一方で、平均価格は前年同月比で32.5%増の9,532万円、1平米あたりの単価も27.8%増の146.8万円となり、2ヶ月ぶりに上昇に転じた。地域別では、東京都23区のシェアが47.4%を占め、発売戸数は345戸だった。埼玉県や神奈川県でもそれぞれ110戸、142戸が発売され、千葉県は63戸にとどまった。

即日完売した物件は3件28戸で、特に埼玉県朝霞市の「ブリリアンコート朝霞本町1期」が注目され、25戸すべてが即日完売した。

情報参照元/(株)不動産経済研究所

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