4月の中古マンション価格は全国的に下落傾向が強まる

（株）東京カンテイが発表した「2024年4月度中古マンション価格天気図」によると、4月の中古マンション価格は全国527市区町村のうち291（55.2％）が下落し、全国的に下落傾向が強くなった。

首都圏平均は前月比1.6%下落し4606万円。東京都は1.4％下落し6376万円、神奈川県は0.1％上昇し3604万円、埼玉県は1.3％下落し2873万円、千葉県は0.2％下落し2696万円となった。

近畿圏平均は前月比0.5％上昇し2844万円。大阪府が0.6％上昇し3045万円、兵庫県が0.7％上昇し2477万円、京都府が0.7％下落し3788万円。中心府県は京都府のみ下落した。

地方主要4道県をみると、北海道は前月比3.6％上昇し2061万円と強含み、宮城県は1.1％下落し2310万円で弱含んだ。広島県は1.0％上昇し2381万円、福岡県は0.7％下落し2262万円。市別では札幌市が4.2%と大きく上昇し2141万、広島市は1.3％上昇して2570万円、福岡市も0.1%上昇し2877万円となった。

【中古マンション価格天気図とは】
全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。（30平米未満の住戸、事務所・店舗は除外、リゾートマンションを除く）
※2024年4月売事例数・総計：9万3372（前月比ー0.9％／前年同月比＋12.2％）

情報参照元／（株）東京カンテイ「2024年4月度中古マンション価格天気図」