不動産投資

【2023年最新】収益物件の問い合わせ率、最も高い都道府県は?

(株)ファーストロジックが発表した「収益物件の問い合わせ率が高い都道府県ランキング(2022年9月~2023年8月)」によると、問い合わせ率が最も高かったのは「長野県」(154%)でした。

収益物件の問い合わせ率が高い都道府県ランキング/画像:(株)ファーストロジック


「長野県」に次いで問い合わせ率が高かったのは「岐阜県」で153%、3位には「茨城県」の153%が続きます。トップ10の内訳を地方別に見ると「中部地方」が半数を占めて最も多く、その次は「北関東」の3県が続いています。

不動産投資では、購入者自身が住むマイホームと違い、居住エリア以外の物件を購入するケースが多くあります。居住エリアから離れていても、収益が長期的に見込める物件であれば購入する投資家が一定数いるためです。

また、主要都市では物件価格が高騰しており、利回りが低い傾向にあります。同社が運営する不動産投資プラットフォーム「楽待」に2022年に掲載されていた物件の平均利回りは、東京都が6.0%、神奈川県が8.5%、大阪府が7.2%、京都府が7.3%といずれも10%を切っている状況でした。

一方で、ランキング1位の長野県は13.2%の利回りを記録しています。物件価格の高騰などを受け、投資家の関心が都市部周辺に広がっており、周辺エリアの問い合わせ率の高さにつながっているようです。

【調査概要】
⚫︎調査機関:(株)ファーストロジック
⚫︎調査期間:2022年9月1日~2023年8月31日
⚫︎調査対象:楽待に掲載された物件のうち、インターネットで資料請求された物件
⚫︎調査方法:資料請求された物件の所在地を市区郡ごとに集計

情報参照元/(株)ファーストロジック

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