ニュース

2024年5月の一戸建て価格、首都圏は下落、近畿圏は上昇

(株)東京カンテイより「一戸建て住宅平均価格 月別推移」が発表された。それによると2024年5月の首都圏は、新築中古ともに一戸建ての平均価格は下落している。

首都圏新築一戸建て平均価格は前月比-0.9%の4499万円と反転下落。東京都が-1.0%の5345万円と連続下落。神奈川県は+1.0%の4904万円と3ヵ月連続上昇。千葉県は+2.2%の3775万円と連続上昇。埼玉県も+0.3%の3802万円と連続で上昇した。

中古一戸建て平均価格は、前月比-1.9%の3778万円と反転下落。東京都が-8.2%の5739万円と下落に転じ、前年同月比もマイナスに振れた。神奈川県は+3.7%の4103万円と3ヵ月連続下落から反転上昇。千葉県は-1.4%の2748万円と再び下落に転じている。埼玉県も-1.8%の2790万円と反転下落した。

一方、近畿圏は首都圏と対照的に新築・中古ともに上昇している。新築の平均価格は前月比+3.9%の3807万円で反転上昇。大阪府が+1.6%の4101万円と4ヵ月連続上昇。兵庫県は+5.6%の3859万円と再び上昇。京都府は+3.4%の4296万円と連続上昇。主要3府県が軒並み上昇している。

中古の平均価格は前月比+2.0%の2868万円で連続上昇。大阪府が+5.1%の3263万円で3ヵ月連続上昇。兵庫県は-8.1%の2667万円と下落に転じた。京都府は+13.6%の3809万円と大きく反転上昇した。

情報参照元/(株)東京カンテイ「新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移」「中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移」

コメント