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首都圏分譲マンション賃料、前月比-0.7%と引き続き下落

10月の首都圏・分譲マンション賃料が(株)東京カンテイより発表された。首都圏全体では前月比-0.7%の3,541円/平米と引き続き下落している。下落の背景は賃料水準が高い東京都での弱含みやシェア縮小などによるものだ。


都県別でみていくと、東京都は-0.7%の4,105円/平米で4ヵ月ぶりにマイナス。しかし、当月と平均築年数が同程度だった6月~7月の水準は大きく上回っている。神奈川県は-0.6%の2,474円/平米で3ヵ月連続の下落。築浅事例の減少で平均築年数がやや進んだことが起因している。埼玉県は+0.9%の2,036円/平米、千葉県も+1.4%の1,988円/平米と続伸した。

近畿圏全体は前月比-0.4%の2,196円/平米と小幅ながら再び下落。賃料水準が高い大阪府での弱含みやシェア縮小などが影響した。大阪府の平均築年数は20.2年から21.0年に進み、-0.2%の2,476円/平米と下落。兵庫県は+0.4%の1,875円/平米と小幅ながら3ヵ月連続で上昇した。

情報参照元/(株)東京カンテイ

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