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中古マンション価格、全国では下落傾向に一服感

(株)東京カンテイが発表した2023年7月度「中古マンション価格天気図」によると、7月の中古マンション市場は6月までの全国的な下落傾向にやや一服感が出て、上昇傾向になる地域が増加しました。

三大都市圏をみると、首都圏は東京都が前月比0.3%下落、神奈川県は0.5%上昇、埼玉県は0.3%下落、千葉県は0.1%下落。首都圏平均では-0.6%と5ヵ月連続で下落しました。

近畿圏は大阪府が0.2%下落、兵庫県が0.4%上昇、京都府が0.3%上昇し、中心府県は大阪府以外上昇しています。郊外部は滋賀県が横ばい、奈良県は0.4%下落、和歌山県は1.4%下落。近畿圏平均では0.1%上昇しました。

中部圏は愛知県が1.6%下落、静岡県が1.9%下落、岐阜県は1.9%上昇、三重県は0.3%上昇。中部圏平均では1.3%下落し、4ヵ月連続で下落しました。

7月の中古マンション市場は全国的には下落傾向に一服感が出てきたものの、三大都市圏では首都圏と中部圏が下落傾向を示しています。

※中古マンション価格天気図
全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。(30平米未満の住戸、事務所・店舗は除外、リゾートマンションを除く)。

情報参照元/(株)東京カンテイ

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