不動産投資

関西で資産価値が高いマンションブランド、2位「パークホームズ」、1位は?

マンションは新築時が最も価値が高いと思っていませんか?
しかし、大手不動産ディベロッパーが手がけるブランドマンションでは、中古になっても価値が落ちない物件が多くあります。中には新築時よりも人気になってビンテージ化するマンションも少なくありません。

マンションリサーチが行った「中古マンション流通市場レポート 2023年8月号」の結果をもとに、関西で資産価値が高いマンションブランドを見ていきます。

関西で最も資産価値が高いマンション、住友不動産「シティタワー」

マンションの人気度を測る指標として「高騰率」があります。今回は2021年から2022年の高騰率に注目しました。たとえば、2021年と2022年に同じブランドのマンションが10棟販売され、そのうちの7棟が2022年に高騰していたらその割合は70%となります。値が高ければ高い程、そのブランド銘柄の価値は下がりづらいと考えることができます。
調査結果では、関西で最も高騰率が高かったのは住友不動産の「シティタワー」で90%でした。

画像:マンションリサーチ

2位は三井不動産レジデンシャルの「パークホームズ」で84.62%、3位は積水ハウスの「グランドメゾン」が82.35%でランクインしています。4位は野村不動産の「プラウド」(81.48%)、5位は三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス」(76.47%)です。

マンション別トップは「グランドメゾン新梅田タワー」

続いて、マンション別の「価格高騰」ランキングです。トップ5を見ていきます。

画像:マンションリサーチ

1位は積水ハウスの「グランドメゾン新梅田タワー」(大阪市北区)で高騰率は18.59%。2位に住友不動産の「堺東シティタワー」(堺市堺区)18.13%、3位も住友不動産で「シティタワー神戸三宮」(神戸市中央区)17.19%と続きます。

ランクインしたマンションの特徴としては、「高層」「ビッグコミュニティ」というキーワードが挙げられます。また、大阪市北区や神戸市中央区など、商業地区の高層マンションもトップ10の中に5つランクインしました。商業地区の高層マンションは60平米換算で5000万円を超えており、高価格帯の物件が多いことが分かります。

人気マンションの口コミ

最後に、サイト「マンションレビュー」より、ランキング上位だったマンションの口コミを見ていきます。

3位「シティタワー神戸三宮」の口コミ

総合的には、とてもおススメできるマンションだと思います。いまは中古価格も高くなっているようですが、現時点での利便性や、今後の開発計画が進んでいくと、もっと便利になり、価値はもう少し上がっていくのかな、と感じています。
神戸三宮を代表する高価格のマンションと感じる。三宮駅周辺の容積率が制限され、タワーマンションの建設が抑制されたことから、新規のタワーマンションは出現しないので、管理がしっかりしてさえいれば物件価値の下落の心配が少ない。

2位 堺東シティタワー

何かと便利なので夫婦で老後に暮らすのには良さそうだと感じます。学校に上がるまでの子育てもしやすいと思いま。築年数がある程度経っているのですが、コスト次第でおすすめできます。
基本的に、買い物や飲食店等、銀行等の生活全般については、困ることはないし、便利だと思います。

1位「グランドメゾン新梅田タワー」

実際に生活してみた結果、全体として満足度が非常に高い物件であった。特に隣と上下階の物音が全くと言ってよいほど聞こえない。特に隣には小学生と幼児がいたにも関わらず、防音の高さに驚いた。
大阪駅から近いエリアで、理想的な生活を得る事ができます。防災対策や病院等の面も確保されていて、不安を感じる面は少ないです。
大阪駅を最寄駅とする物件であり、大阪府内最高の交通環境を享受できるメリットがあります。物件周辺は商業施設が集中しており、生活に便利な環境となっています。

いかがでしたか。人気のマンションは住民の満足度もやはり高いようです。

現在のようにマンション市場全体が好調のときには、人気の高いブランドマンションはよりその好影響を強く受ける傾向にあります。

不動産投資を考えるなら、マンション市場の動向に注目しながら、チャンスが来たら迷わずブランドマンションに申し込むことが勝率アップの決め手かもしれません。

コメント