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首都圏のマンション賃料、東京23区は7ヵ月ぶりに下落

2024年5月の首都圏分譲マンション賃料は大半の築年帯が弱含み、東京23区は7ヵ月ぶりに下落したことが(株)東京カンテイの調査より分かった。

主要都市別 直近1年間の分譲マンション賃料(単位:円/平米)/出典:(株)東京カンテイ

首都圏全体では前月比+0.1%の3657円/平米と僅かに上昇した。しかし東京都は-0.3%の4179円/平米と7ヵ月ぶりに下落。千葉県は平均築年数が1年近く進んだ影響で-2.4%の2042円/平米と下落。一方で神奈川県は横浜市が索引し+2.6%の2948円/平米と上昇。埼玉県もさいたま市や川口市が県平均を押し上げ、+4.2%の2093円/平米と比較的大きく上昇した。

近畿圏は主要エリアが揃って強含み、圏域平均は前月比+0.7%の2312円/平米と5ヵ月連続で上昇。大阪府は+0.7%の2662円/平米と5ヵ月連続プラスを示した。兵庫県は+0.7%の1818円/平米と3ヵ月ぶりに上昇したが、直近1年間では依然として水準は低い。

情報参照元/(株)東京カンテイ「分譲マンション賃料月別推移」

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