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首都圏一戸建て価格、新築は連続上昇、中古は反転上昇し23区は1億円台

(株)東京カンテイより2024年4月の「一戸建て住宅平均価格 月別推移」が発表された。新築と中古ともに動向をみていく。

4月の首都圏新築一戸建て平均価格は、前月比+2.5%の4540万円で連続上昇した。東京都は-2.2%の5401万円で反転下落したが、神奈川県は+0.7%の4857万円で連続上昇。千葉県も+2.4%の3695万円で3ヵ月連続下落から上昇に転じた。埼玉県は+1.1%の3789万円と反転上昇。東京都のみ下落したが、首都圏全体では上昇率が拡大した。

近畿圏の平均価格は-1.5%の3665万円で再び下落。大阪府が+0.1%の4038万円と僅かだが3ヵ月連続で上昇し、4000万円台を維持した。兵庫県は-3.1%の3654万円と下落に転じた。京都府は+2.1%の4154万円と反転上昇した。

中古一戸建てにおいては、首都圏は前月比+6.4%の3851万円と反転上昇。東京都が+13.1%の6249万円と前月からの反動で大きく上昇。23区では1億円台が続いている。神奈川県は-2.9%の3958万円と3ヵ月連続下落。千葉県は+6.1%の2788万円と4ヵ月連続下落から上昇に転じた。埼玉県は+2.7%の2842万円と反転上昇。

近畿圏は前月比+2.3%の2812万円と上昇に転じた。大阪府が+3.3%の3106万円と連続上昇。兵庫県は+11.2%の2902万円と大きく上昇。京都府は築古化が進み、-6.9%の3352万円と再び下落に転じた。

 

情報参照元/(株)東京カンテイ「新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移」「中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移」

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