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マンション賃料、首都圏は5ヶ月連続上昇、近畿圏は直近1年の最高値

(株)東京カンテイより2024年3月度「分譲マンション賃料月別推移」が発表された。それによると3月の首都圏・分譲マンション賃料は平均築年数が若返り、前月比+1.1%の3624円/平米と5ヵ月連続で上昇した。

東京都は+0.4%の4166円/平米と小幅ながら引き続きプラス。神奈川県は+3.8%の2751円/平米で2ヵ月連続の大幅上昇。埼玉県は+0.6%の2029円/平米で5ヵ月ぶりに上昇。千葉県は+0.2%の2126円/平米で4ヵ月連続プラス。1年ぶりに1都3県全て上昇した。

近畿圏は大阪エリアの築浅事例が増加し、圏域平均は+2.0%の2247円/平米と3ヵ月連続で上昇し、昨年6月に記録した直近1年間の最高値を上回った。大阪府が+2.8%の2568円/平米と大きく上昇した一方で、兵庫県は平均築年数がやや進み-0.8%の1823円/平米と下落した。

中部圏は前月比-0.7%の1958円/平米。愛知県は-0.2%の2024円/平米とともに反落。しかし平均築年数がやや進んだことが影響しており、正味トレンドは堅調に推移している。

情報参照元/(株)東京カンテイ

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