不動産投資

勝どき・晴海エリアのマンション価格、成約の約半数は1億円超

三井不動産リアルティ(株)は、東京ベイエリア中古マンション売買マーケットの最新動向を発表した。それによると、同エリアのマンション全体で平均成約坪単価、成約件数ともに集計開始以降の最高値を更新した。

東京ベイエリアマンション、平均成約坪単価は3期連続上昇、成約件数は約1.3倍に

出典:三井不動産リアルティ(株)

東京ベイエリアマンション全体の推移をみると、2023年10月~12月の平均成約坪単価は、前期(2023年7月~9月)比+5.1%の468万円と3期連続で上昇し、集計開始以降の最高値を更新した。

また、成約件数も前期比+42件の423件と2期連続で増加、集計開始以降の最高値を更新した。平均成約坪単価は前年同期(2022年10月~12月)比+12.2%と東京ベイエリアの主要6エリア全てで前年同期を上回り、成約件数も前年同期比+31.3%と大幅に増加している。

勝どき・晴海エリア、成約の約半数が1億円超

出典:三井不動産リアルティ(株)

再開発が進む勝どき・晴海エリアでは、平均成約坪単価が513万円と初めて500万円を超え、集計開始以降の最高値を更新した。成約件数は大幅に増加した前期から横這いで推移している。

前年同期比で見ると、平均成約坪単価は+19.5%、成約件数は+24.7%と大幅に上昇。また、平均成約価格は1億1061万円と前期比+9.7%となり、同エリアの成約件数のうち約47%が成約価格1億円超の取引となっている。

 

情報参照元/三井不動産リアルティ(株)

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