首都圏中古マンション価格、都心6区は12ヵ月連続上昇で1.1億円超

2024年1月の首都圏中古マンション価格は、前月比－0.2％の4675万円と4ヵ月連続で下落した。東京都の事例シェア縮小が影響したことが下落の要因だ。

出典：（株）東京カンテイ

東京都は3ヵ月ぶりに上昇し、＋0.4％の6418万円。前年同月比も再びプラスとなった。都心6区においては前月比＋1.3%の1億1138万円と12ヵ月連続上昇で1.1億円を超えた。一方、神奈川県は－0.4％の3608万円、埼玉県は－0.2％の2965万円と、ともに4ヵ月連続で下落。千葉県は＋0.8％の2732万円で続伸した。

近畿圏平均は昨年11月の水準を下回り、前月比－0.9％の2846万円。大阪エリアの事例シェア縮小が要因だ。大阪府では＋0.8％の3049万円と9ヵ月ぶりに上昇するも、前年同月の水準は下回っている。兵庫県は築古事例が増加したことで、－2.0％の2482万円と下落した。

中部圏平均は前月比－1.1％の2232万円。愛知県は－1.2％の2372万円と揃って下落し昨年11月の水準を割り込んだ。

情報参照元／（株）東京カンテイ「三大都市圏・主要都市別／中古マンション70平米価格月別推移」