お茶の水女子大学と野村不動産、同窓会館跡地整備事業の基本協定を締結

お茶の水女子大学と野村不動産（株）は、2023年12月に公募された「お茶の水女子大学同窓会館跡地整備事業」において基本協定を締結した。

この整備事業は、お茶の水女子大学が東京都文京区大塚二丁目に所有する土地を有効活用するもの。大学創立150周年記念事業の一環として行う。事業の目的は、歴史と伝統を継承しながら新たな知性と価値を育む拠点の創出だ。

両者は、理工系人材と女性リーダーの育成機能、産学官連携機能の強化、歴史をつなぐ拠点としての機能、地域貢献の機能、そして学外連携ゾーンの一体的な機能を整備方針としている。

具体的な計画として、低層階には記念ホール、産学・地域連携スペース、広報ギャラリーを設置し、高層階には住宅を中心とした施設を整備する。今後は、2025年の事業契約締結を目指してメモリアルな整備計画を進めていくとともに、産学連携の取り組みの実現に向けた検討も進めていく。

情報参照元／野村不動産（株）