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【10月26日】主要都市のマンション平均募集家賃は? 住宅購⼊時に役立つアプリ

2023年10月26日、注目の不動産ニュースはアットホーム(株)が発表した全国主要都市の「マンション平均募集家賃」です。全国的に家賃が上昇傾向の中、2023年9月度の主要都市の募集家賃はどのくらいだったのでしょうか。安心計画(株)からリリースされた住宅購⼊検討時に役立つ無料アプリもチェック!

マンションの平均募集家賃、7エリアが全面積帯で上昇

画像/アットホーム

2023年9月度、全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向が、アットホーム(株)より発表されました。それによると、マンションの平均募集家賃は、東京23区、東京都下、埼玉県、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の7エリアが全面積帯で前年同月を上回っています。

面積帯別にみると、前年同月比上昇率でトップとなったのは、30平米以下(シングル向き)が「東京都下」(前年同月比+4.6%、平均家賃6万171円)。30~50平米(カップル向き)が「大阪市」(同+6.7%、同9万3563円)。50~70平米(ファミリー向き)も「大阪市」(同+13.9%、同13万5536円)。70平米超(大型ファミリー向き)は「福岡市」(同+16.4%、同16万243円)でした。

マンションは、ファミリー向きが9カ月連続して全10エリアで前年同月を上回りました。中でも、東京都下、埼玉県、仙台市、名古屋市、福岡市の5エリアは2015年1月以降最高値を更新しています。

賃貸アパートの上昇率トップをみると、シングル向きが「埼玉県」(同+4.1%、同5万3118円)。カップル向きが「仙台市」(同+4.5%、同6万1059円)。ファミリー向きは「大阪市」(同+9.4%、同11万9600円)でした。

アパートは、ファミリー向きが3カ月連続して全エリアで前年同月を上回りました。カップル向きは東京23区、神奈川県、埼玉県、千葉県、仙台市、福岡市の6エリアで、ファミリー向きは神奈川県、仙台市、名古屋市、福岡市の4エリアで2015年1月以降最高値を更新しています。

情報参照元/アットホーム(株)

ゲーム感覚で⽣活動線をチェック! スマホ・アプリ「My Room tour」リリース

画像/安心計画(株)

住宅購⼊を検討している方が、ゲーム感覚で⽣活動線をチェックできるスマホ・アプリ「My Room tour(マイルームツアー)」がリリースされました。

間取りプランはアプリに最初からセットされているサンプルが利用できます。また、具体的な間取りでシミュレーションしたい場合は、15の質問に答えることでより現実的なプランを全国の⼯務店から募ることもできます。

平⾯図やパース図だけでは購入後の⽣活シーンを想像しにくいですが、アプリでは3D住空間の中でよりリアルに⽣活動線を体感することができます。

アプリは無料でダウンロードできます。

【アプリ概要】
⚫︎タイトル名:マイルームツアー
⚫︎対応プラットフォーム:iOS/Android
⚫︎ジャンル:ライフスタイル
⚫︎配信開始日:2023年9月28日
⚫︎価格:無料
⚫︎App Store
⚫︎Google Play

情報参照元/安心計画(株)

木の空間は身体に良い? 三井ホームや東京大学などが科学的に検証

木の空間が身体にどのような良い影響を与えるかを科学的に証明する実証研究を、三井ホームや三井不動産、東京大学などが協働で開始しました。

人は木を使った空間に身を置くと、木の持つ温もりを五感で感じ、リラックス感を得ることができます。しかし、木に囲まれた空間の人への効果については、未知の事実がまだ多くあるそうです。また匂いについては、感受性や好みなどで個人差も大きくあるようです。

研究では、暮らしの中で継続的に「木の匂い」の効果を享受できる空間に注目します。「木の匂い」や「木材を採り入れた空間」と健康の関係性を解き明かし、木材を採り入れた空間が持つ力を科学的に検証していきます。

情報参照元/三井不動産(株)

「バーチャル森林浴」によるリラックス効果を検証、行徳の賃貸マンションで

(株)長谷工コーポレーション

(株)長谷工コーポレーションとエステー(株)が共同で、「バーチャル森林浴」によるリラックス効果を賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」(千葉県市川市)で検証します。

検証では、山や海などに実際に行くのではなく、映像、音、香りによって自然に包まれる疑似体験をすることによるリラックス効果の可能性に着目します。実験住戸で利用者の気分的変化や脈拍など自律神経への影響を長期的に検証し、効果測定を行います。

VR体験のように身体にゴーグルなどの機器を付けて仮想空間を体験してもらうのではなく、共用部の壁や天井面を利用して部屋全体に映像を投影します。

得られた知見やデータは、IoT機器やAI技術を生かした暮らしの最適化やマンション開発等に利用していく計画です。

【実験マンション「サステナブランシェ本行徳」】
⚫︎所在地: 千葉県市川市本行徳5-16
⚫︎交通:東京メトロ東西線 妙典駅 徒歩6分
⚫︎敷地面積:1,651.83平米(499.68坪)
⚫︎延床面積:3,071.06平米(928.99坪)
⚫︎構造・戸数:鉄筋コンクリート造、地上5階建36戸
⚫︎既存建物:1990年2月
⚫︎竣工時期:2023年9月
⚫︎設計・施工:(株)長谷工リフォーム

情報参照元/(株)長谷工コーポレーション

 

災害時に居住者同士で助け合う、賃貸マンション「ザ・パークハビオ 中野富士見町ガーデン」

災害時に居住者同士が助け合うための仕組みを取り入れた賃貸マンション「ザ・パークハビオ 中野富士見町ガーデン」(東京都中野区)が竣工しました。

物件は東京メトロ丸ノ内線「中野富士見町」駅徒歩4分、東京メトロ丸の内線「新中野」駅徒歩11分に立地。鉄筋コンクリート造地上14階建て、115戸のマンションです。

導入した防災ツール「First Mission Box(R)」は、災害時(震度5強以上の地震を想定)に共用部に設置されたボックスを開け、中に入った指示カードの通りに動くことで、自然とその場に集まった居住者同士で災害時の初期活動を実施することができるような仕組みとなっています。

また、太陽光発電で蓄電した電力を災害時に活用するシステムの構築、各住戸用の備蓄ロッカーの設置などを行い、ソフト・ハードの両面から災害に備えています。

【「ザ・パークハビオ 中野富士見町ガーデン」物件概要】
⚫︎所在地:東京都中野区弥生町2丁目49番5(住居表示)
⚫︎交通:東京メトロ丸ノ内線「中野富士見町」駅(1出口)徒歩4分、東京メトロ丸の内線「新中野」駅(1出口)徒歩11分
⚫︎構造・規模:鉄筋コンクリート造地上14階建
⚫︎総賃貸戸数:住戸115戸
⚫︎間取り:1K(74戸)、1LDK(26戸)、2LDK(15戸)
⚫︎専有面積:25.08平米~51.84平米
⚫︎竣工:2023年8月
⚫︎入居開始:2023年9月
⚫︎設計:(株)IAO竹田設計
⚫︎施工:村中建設(株)
⚫︎物件公式HP

情報参照元/三菱地所レジデンス(株)

マンションの共用部に求めること、1位は?

画像/名鉄都市開発(株)

名鉄都市開発(株)が発表したマンションの「共用部」に関するアンケート調査によると、マンションの共用部に求めること1位は「居心地が良いこと」で45.7%でした。

2位は「みんなが使えること」で42.3%、3位は「管理費(維持費)がかからないこと」で41.3%。次いで「専有部(自宅)ではできない・やりづらいことができること」24.3%でした。

「専有部(自宅)では出来ない・したくない・やりづらい」こととしては、「DIY」「パーティー」「バーベキュー」といった回答が多く見られ、「音やにおい」「汚れ」などを気にしている方が多い傾向がうかがえます。

【調査概要】
⚫︎対象:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)でマンション(持ち家または賃貸)に居住している20~70 代既婚で子供がいる方300名
⚫︎調査方法:インターネットリサーチ
⚫︎調査期間:2023年8月21日(月)

情報参照元/名鉄都市開発(株)

 

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